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リスティング広告とは?初心者の方にも分かりやすく解説!

リスティング広告はこれまで様々な企業が利用しています。そもそもリスティング広告とはどのような仕組みで、どのような需要があるのでしょうか。
本記事では、リスティング広告の特徴や中身、運用方法などをご紹介します。

 

 

リスティング広告とは?

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示されるWeb広告のことです。検索結果に表示されるため「検索連動型広告」とも呼ばれます。
商品やサービスに一定の興味・関心を持っている顕在層へ効果的にアプローチ出来るので、他のWeb広告と比較して費用対効果を高めやすい傾向にあります。

 

 

リスティング広告の仕組み

広告費用の決定方法は?

リスティング広告の費用は「クリック単価(CPC)×クリック数」で決まります。
この仕組みをクリック課金と言います。クリック数は、検索結果に表示されたリスティング広告をユーザーがクリックした数によって決まりますが、クリック単価(CPC)は他の広告主と入札(オークション形式)で競り合うことで決まります。

  • クリック課金制
    稿したリスティング広告がユーザーにクリックされた回数によって料金が決まる課金制度のこと
    ※ユーザーの検索結果に表示されただけの場合費用は発生しない
  • オークション形式
    あるキーワードで検索したユーザーに対して広告を出稿する
    権利をオークションで購入すること

 

掲載順位は”広告ランク”で決まる

リスティング広告の掲載位置は広告ランク(オークションランク)で決まります。
広告ランクは以下のような考え方で決定されます。

広告ランク=品質スコア × 入札単価 × 広告表示オプション

そして広告ランクが高い広告ほど上位に掲載されます。オークションに参戦する広告が決定された後は、他の広告アカウントとの「広告ランク」が、高い方から順に掲載されます。
入札単価は1クリックあたり最大いくらまで支払うことが出来るかという金額を指すので、入札単価を上げれば、その分広告が上位に掲載される可能性は高くなります。ただし、広告ランクは品質スコア等をかけ合わせて決まるため、お金を多く支払った広告主のみが掲載されるというわけではなく、あくまで入札単価を最適化した上で、品質スコアを担保することが大切です。品質スコアを向上させるためには、キーワードと広告文の親和性や関連性を高めることが重要になります。

 

代表的な媒体 「Google」と「Yahoo!」の比較とポイント

リスティング広告の主要プラットフォームと言えば、「Google」と「Yahoo!」です。
基本的な運用方法は同じですが、Google広告では、主に年齢、性別、地域、興味関心、リマーケティング(=Yahooではリターゲティング)などのより詳細なターゲティングが可能で、複数の条件を組み合わせることによってターゲット層にも的確にアプローチできます。
また、Googleは20代〜40代がユーザーの大半を占めているのに対し、Yahoo!では30代〜50代が最も多く、配信地域も国内に限られているため、目的に合わせて広告出稿先を選択する必要があります。

 

リスティング広告と自然検索(SEO)との違いは?

 自然検索(SEO)とは?
  →検索エンジン最適化の略で、ユーザーの検索結果画面において、主に広告部分を除いた入力キー
   ワードに関連するWebサイトが一覧となっている検索結果のこと


     ※SEOについて詳しく知りたい方はこちら   

 

メリット・デメリットは?

リスティング広告のメリット・デメリットとして3つ挙げられます。

 

メリットについて

①低予算でも広告出稿できる
リスティング広告は最低出稿額がなく、予算に合わせて広告配信の調整が可能です。

②購買意欲の高いユーザーに配信できる
検索ユーザーは表示されたキーワードに関心が高いので、関連性の高いリスティング広告は購買意欲の高い人に効果的です。

③成果が見やすく改善しやすい
「クリック数」や「コンバージョン数」などを正確に計測できるため、費用対効果を把握しやすく改善に繋がりやすいです。

 

デメリットについて

①運用に継続的なコストがかかる
リスティング広告は、掲載費に加え、分析や改善の人件費、あるいは代理店への委託費も発生するため、運用コストを上回る必要があります。

②潜在層にアプローチしづらい
検索目的が明確なユーザーにしか表示されないため、認知拡大やブランディングにおいては、その効果を十分に発揮できない可能性があります。

③広告を避けるユーザーもいる
「広告」や「スポンサー」の表示があるため、広告を嫌うユーザーには避けられる可能性があります。

 

 

リスティング広告に向いている・向いていない企業の特徴

【リスティング広告が向いている企業の特徴】

  • 即効性を求める企業
  • 明確なターゲット層を持つ企業
  • 費用対効果を重視する企業
  • 予算に余裕がある企業
  • Webサイトが整っている企業

 

【リスティング広告が向いていない企業の特徴】

  • 長期的なブランド構築を目指す企業
  • 限られた予算規模の企業
  • Webサイトが未整備の企業
  • ターゲット層が不明確な企業
  • 専門知識や運用リソースがない企業

 

 

リスティング広告を成功させるコツは?

リスティング広告を成功させるためのポイントは以下の5つが挙げられます。

  • ターゲットユーザーを設定し、ブレないようにする
  • KPIを決めておく
  • 獲得したい注力キーワードを定める
  • ロングテールキーワードも狙っていく

 

 

費用感の目安とは?

リスティング広告の費用相場は運用方法によって異なりますが、一般的に1ヶ月あたり、20万円〜が目安
とされています。運用費用は、自社で行う場合と代理店に依頼する場合によっても異なってきます。

 

 

まとめ:まずは始めてみよう!

リスティング広告は費用対効果が高く、成果も出やすいため、様々な企業が取り入れています。まずはユーザーが何を目的とし、何を知りたいのかをしっかり把握するため、常に最新の情報にアンテナを張り、効果的な運用の方法を模索して行くことが成功への近道です。

 

リスティング広告でお悩みの方へ

  • 予算が限られている
  • サイトが整備できていない
  • ターゲット層が分からない
  • 運用リソースが不足している

 

上記のお悩みが一つでも当てはまるようでしたら、まずは弊社にご相談下さい。
御社の状況を詳しくお伺いし、最適なデジタルマーケティング戦略をご提案させていただきます。